人気ブログランキング | 話題のタグを見る

言葉変換『もんじろう』用アイコン 裁判傍聴記   

2007年 04月 21日

平成19年4月20日(金) 午前10時00分
大阪地方裁判所 第808号法廷
事件番号 平成19年(ワ)第1904号

裁判を傍聴してきました。

原告席側は弁護士1名、原告9名が着席し、席数により着席できない原告及び原告代理人は傍聴席に座っていました。
傍聴席には、原告代理人、報道関係者、更には高島市の関係者を含めて、20人前後が座っていました。

10時を過ぎ、傍聴人の多さに驚かれた表情で裁判官らが着席しても、被告人席は空でした。
少し遅れて来た被告代理人の弁護士が、法廷に入ってきたところ、なぜか傍聴席に一瞬着席しようとしてから、促され、被告側席に座りました。
直ぐに、全員起立し、裁判が始まることが宣言され、礼の後、着席、開始されました。

最初に一次原告と二次原告の申し立てを合併して審理することに対する協議が行われ、合同審理となりました。

まず弁護士より訴訟の概要説明がありました。

良くも悪くもインターネットを利用したもので、多くの支援金を集めながら、その使い道、明確な説明がないことに疑問をもつこととなったこと。
このことがこれからのボランティア活動に問題を残す結果となることを憂慮している等の訴訟理由を述べられました。

次に原告代表2名が意見陳述を行いました。

どっくぱーくでの支援金、支援物資募集に関しての団体発表の不透明さ、不確かさ、物資が充分あるにもかかわらず銘柄を指名して支援を募ったこと等。
特に団体発表のシェルター基金にかかるという支援金が、団体発表の支援者の中で、明確なシェルター基金に募金したものが1名しかいなかったのにもかかわらず、急に5千万を超える基金が集まったというのには大きな疑問がある等述べられた。

またもう一人の原告は、
医療費のために膨大な費用がかかると支援を募集しておきながら、
重篤な病気にかかっているにもかかわらず、何の治療も検査もされないまま渡された犬を飼育されている里親さんの困惑、精神的、経済的苦悩を、切々と述べられ、傍聴している者の胸にも迫る物がありました。
さらに、犬の数の不透明さ、子イヌの行方等、犬に関わる者として許せないものであると等陳述されました。

その後、裁判長が被告側弁護人に何か言って、弁護士が答えたのですが、声が小さくて聞き取れませんでした。
(原告の訴えを退けたということでしょうか?)
  ※コメントで、
   「全面的に却下、その理由は個々の原告別に答える」
   と弁護士は言っていたと教えていただきました。

直ぐに次回の日程が決められ、資料等を整えることとなりました。

次回 6月1日(金)10:30

以上、傍聴しながらのメモ書きと記憶をまとめたものなので、裁判で述べられた全てを書いたものではありませんし、言葉の違い、ニュアンスの違い等があるかもしれません。

by pareana-club | 2007-04-21 11:16 | 広島ドックパーク崩壊

<< 血液健康チェックと狂犬病予防注射接種 そんなに? >>