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言葉変換『もんじろう』用アイコン 除虫菊 その1   

2008年 07月 20日

去年のこと、小太郎の母さんのブログ「実録迷走日記」の中で、
   こんなものまで!おそるべし、ナメクジ

蚊取り線香一面に白いナメクジの這った跡がついている。だけでなく、何カ所も齧りとられているではありませんか!

と書かれており、その後のナメクジの運命がずっと気になっていました。

母さんの所で使っている蚊取り線香は、現在一般的に売られている合成ピレスロイドが使用されているものではなく、天然のピレトリンが使われているものということでした。

この天然のピレトリンは、除虫菊からとられています。

このナメクジの運命が気になってから、除虫菊に関心をもっていたのですが、
この春、淡路島国営明石公園「県立淡路島公園」で園芸種の赤い除虫菊を見て、さらに好奇心が湧いてきました。
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その上、
「外飼いの犬のためにの蚊よけの方法として、除虫菊を植えておくことが効果的か?」
という話題をネットで見る機会があったり、たろいもさんにも同様な疑問を受けたりして、益々興味津々となりました。

ただ、わたくし、化学が…、
学生時代、化学式が全く判らなかった人間なので…。
なので、結局は大した結論はでていないのです。

それはそれとして、なかなか面白かったので、

除虫菊(シロバナムシヨケギク)の原産国は地中海、中央アジア、旧ユーゴスラビア、バルカン半島のダルマチア地方で、自生している菊の花の部分で虫が死んでいることから、その殺虫効果が発見されたということです。

除虫菊の殺虫成分であるピレトリンは、主に花の部分に含まれています。
(茎を燃やしても効果はあるらしいですけど)
その花を摘み取って乾燥させて粉末にしたものが、殺虫剤として15?18世紀(曖昧)ヨーロッパで使用されていたそうです。

日本に最初に入ってきた由来は、あの金鳥(大日本除虫菊(株))の創始者が栽培を始めたことによるのです。
金鳥の創始者さんは、元々和歌山県の有田でみかん栽培をされていたのですが、その園を訪れたアメリカ人から、みかんの苗とオレンジの苗の交換を申し出られ、それと一緒に除虫菊の苗をもらったことが除虫菊栽培の始まりであり、現在の金鳥の基礎となったのです。

創始者さんは、除虫菊に適した栽培場所を探し、和歌山県を始め、広島県、香川県を中心とした瀬戸内地方に栽培箇所を広げていきました。
更にその生産地は北海道にも広げられ、戦前は北海道だけで世界総生産の5割を占めたほどの生産量を誇り第二次大戦までは盛んに栽培されだそうです。

しかし、戦後の食糧難時代、生産性の悪い除虫菊より食糧増産政策と共に、他の作物に転換されていきました。

戦前も合成物質による殺虫剤がドイツで発明され、除虫菊生産が減少した時期もあったのですが、戦争中は日本にそれが入らなくなり、一時は生産を盛り返した時期もあったのですが、戦後は食べられる物に植え替えられ面積の減少と共に、安価なケニア産に押され、トドメとしては、合成ピレスロイドが1955年に開発されて、除虫菊の栽培は減少の一途を辿りました。

ここで、「除虫菊の殺虫成分はピレスロイドなの?ピレトリンなの?」という疑問が…。

まあ、私の頭程度に簡単にすると、ピレスロイドっていうのは、一個の成分をいうのじゃなくて、色々な構成員をもつ混合物、グループの総称みたいなもんで、その構成員の一つがピレトリンというわけなんです。

その構成員の合成ピレトリン(=合成ピレスロイド)が、合成でできている上に優れものなので、本来の大元親分の除虫菊による天然ピレトリンがお払い箱になってしまった。その結果、日本には殆ど除虫菊を栽培しているところが無くなってしまったのです。

ただ、最近では観光資源として、また地域の歴史ある植物として「しまなみ海道」、因島、向島に除虫菊を育てている地域があります。

ところで最初日本に入ってきたとき、この粉末、ノミ取り粉として使用されていたようです。
そういえば、昔ノミ取り粉を犬に振りかけて、毛にまぶしてからクシで削って、ノミをとった記憶があります。
その時の粉が除虫菊で出来ていたのかはわかりませんが、もしかしてあれはDDTだったのか!!

蚊取り線香も初めは、火鉢などにこの粉をくべていたのですが、それでは効果ある時間が短すぎるため、元々日本では蚊遣りとして、線香を焚いていたので、それに除虫菊粉末を練り込むことを思いつかれたのです。
その線香も、最初は棒状だったのを、より時間を長く持たせるために、今の渦巻き状にしたのです。
それを思いくヒントとなったのが、
かの創業者さんの奥さんが外から帰ってきて
「ヘビがとぐろを巻いているのを見た。」と言ったとか。

(判りにくくてごめんなさい。天然由来の物を天然ピレトリン、合成由来の物を合成ピレスロイドと書き直しました。)
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by pareana-club | 2008-07-20 01:09 | 健康

言葉変換『もんじろう』用アイコン 爪切りの止血について   

2008年 07月 01日

爪切りの際、深く切りすぎて出血した場合、どうやって止血するか?

その方法は色々あるようです。

私が掛かりつけの獣医に聞いたのは、十分な時間圧迫して止血する方法です。

    ※押さえる場所は、切った断面です。
     指の腹でグッと押し当てるようにして圧迫してください。
      (ティアラ姉さんからご助言いただきました。m(_ _)m)


それでもだめなら、病院行き!

コメントに片栗粉やたばこの葉を使う方法もあると書いていただき、興味をもち、ちょっと調べてみました。

ホームセンターに売られていたり、通販で購入できたり、また獣医に分けて貰う粉末の止血剤を準備しておくのが一番いいのかもしれません。
私が獣医に聞いたように、あの黄色い粉を人間でも傷口につけるとしみて痛いようです。
何で痛いのか、何がしみるか知りたくて調べたのですが、今の時点では判りませんでした。

また止血剤がどうして血を止めることができるのかも調べたのですが、充分納得できるものは見つかりませんでした。

止血剤の中身は塩基性硫酸第二鉄、塩化アルミニウムなど。
何これ?ってレベルで、これが何者なのか、なんで止血できるのという疑問の答えはみつからなかったのですが、塩化アルミニウムは制汗剤に使われていることだけが判りました。

なので血液を凝固する作用や、血管を収縮させる作用によって止血するのであろうと予測できたにすぎませんでした。

ちなみに鳥の爪切りの際の出血にも、使われるのですね、この薬。
鳥も爪切りをするとは知りませんでした。
それに鳥は血管が収縮しない?しにくい?ので、血が止まりにくく、爪切りの出血で死を招くこともあるそうです。
犬以上に爪切りに神経使いますね。

また鳥の止血にも、線香の火をさっとあてて、止血する方法もとられているのですね。
犬の場合もブリーダーさんからは線香の火をあてるという方法を教えてもらいました。
線香は普通の線香でも蚊取り線香でもよいようです。

またそれと同じようにたばこの火をあてるというのも有りのようですが、やりすぎて爪からの出血を止めるどころか、指先まで大やけどさせてしまった方もいるようで、私には危険すぎてできません。

たばこの葉を止血剤として、利用していたのは大昔からあったようです。
いわゆる民間療法の一つなのでしょう。
たばこの成分であるニコチンに止血作用があるのだそうです。
そう言えば、喫煙の害として、ニコチンが血管を収縮させるので、心臓の血管に障害をおこすのでしたよね。
ただ、爪からの出血程度だったら問題ないのかもしれませんが、ニコチンの毒に問題はないのかなあと心配になってしまいます。
たばこの吸い殻を水に浸したその水溶液は猛毒で、殺虫剤につかうこともあるくらいです。
これも人間の場合ですが、病院に行って治療を受ける際、傷口にくっついたたばこの葉を取るのが大変という、笑うに笑えないお話も見つけました。

片栗粉(またはコーンスターチ)を利用するという方法もありました。
片栗粉そのものよりも、水1対片栗粉1位で溶いて、傷口にくっつけその固まる力で止血するというものです。
粉の場合、くっつけてから3分位圧迫しておくというので、これではなにも付けずに、直ぐに圧迫しておく法がいいような気がします。

同じ粉物で、小麦粉を使用するという方法もありました。
ただ、小麦粉のような場合、かえって細菌感染を起こしやすいので、止めた方が良いという意見もありました。

こうやって調べてみると、色々興味深いというか、爪切りの止血だけでも、まだまだ判らないことだらけで、私の出した一番の結論は、
やっぱり「ちまちまと切って出血はさせない。」でしたけど、オチとしてはつまらないですね。
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by pareana-club | 2008-07-01 00:33 | 健康