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言葉変換『もんじろう』用アイコン 犬だけが人間の目配せを理解する   

2009年 01月 10日

昨年受けたとある講習会で、とても印象に残っている話があります。

犬だけが人間の目配せを理解する。

ということです。

ちゃんとノートを取ったつもりだったのですが見つからないので、不十分ながら簡単に説明しますと。

ある実験をしたところ、

オヤツの入った箱は一つ、入っていない箱がもう一つあるとして、
どちらに入っているか犬は当てなくてはいけない。

その時、人間が目配せで合図すると、
犬はちゃんと理解してオヤツの入っている箱を当てる。

しかし、犬より知能の高いとされるチンバンジーでは、目配せを理解しなかった。

これが、訓練していない子犬でも、目配せを理解する。

なので、目配せを理解することは、訓練や人間との暮らしで習得するものだけではなく、

犬の人間とのコミュニケーション能力は、遺伝子レベルで存在しているということです。


しかし、「あいまいな記憶だけの説明もなんだしなあ。」と、
どこかにちゃんと書いていないかと思って探してみたらありました。

  犬はあなたを観察している
もう少し正確な情報が書いてあります。

いやいや、この「目配せ」、犬との暮らしの中で、特に何の疑問も無く使っていますよね。
だんだん、言葉を発するのも面倒、いやいや必要なく、視線で話すようなこともあります。

よく知らない犬とは視線を合わせてはいけないと言いますが、
私の場合、言葉以前にその犬と視線を合わせて、こちらの敵意のないことを知らせるというか、
敵意というより、「可愛いね」とか「良い子だね」、「大好きだよ」みたいな気持ちを伝えているような気がします。


リューや先代犬のサラの場合、時々、言葉が要らないので、人間とのコミュニケーションより、一体感を感じることがあるくらいです
だからこそ人間は犬に癒させたり、心安らかになったりするのかもしれません。



しかし、いつでも目配せだけで、こちらの意図を理解してくれたら、

「ほんとに! まったく! いいかげんに! 」と、ため息つくこともなくなるんですけどね。

犬だけが人間の目配せを理解する_a0045636_21253898.jpg

by pareana-club | 2009-01-10 23:12 | 犬とのつきあい

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