人気ブログランキング | 話題のタグを見る

言葉変換『もんじろう』用アイコン ASPCA「動物警察」   

2006年 06月 23日

アニマルプラネットで「動物警察」という番組をやっている。
アメリカには、古くからASPCAという動物保護団体があり、犬や猫を始め、色々な動物の保護活動をしている。
ASPCAについては、大した知識もないのでここで説明することはできないので興味ある方はお調べいただきたい。

ASPCAには動物虐待を監視する「動物警察」があるのだ。
テレビ番組でちょっと見ただけなので、正式名称も判らないし、実際どの程度の権限があるのかも判らない。

しかし、市民からの通報があると、素早く捜査員が、
-その捜査員は警官と同じように制服を着用しておりバッチも付けている。-
駆けつけ、飼い主に警告したり、改善が見られない場合は逮捕することもある。
その活動の元、虐待や飼育放棄されていた、犬、猫は保護され、新しい里親を見つけることとなる。

ある日の放送は、屋上で飼われているロッド・ワイラーの保護。
気温35度、屋上の温度は39度になっている炎天下の中、、もう既に1匹は数日前に死んで、ウジまでわいている。
他には1匹の雄、3匹の雌が放し飼いにされている。
捜査官達は裁判所で、家の中に入る許可を取り、屋上の中に入り、残った犬達を保護しようとするのだが、ロッドワイラー達はなかなか素直には捕まらない。
それでも捜査官は、威嚇し、攻撃を仕掛けてくる犬を保護し病院に連れて行った。雄の体温は40度もあり危ない状態であったが、ASPCAの医師達の治療により何とか助かった。

アメリカでは、純血種が欲しい人は、ブリーダーから、そうでない人は保護団体から犬を手に入れるというのが普通らしい。
日本より、何倍も犬や猫が生きる環境が整っているし、保護団体も充実した活動をしているようだ。

それなのに、動物警察が必要なほど、動物を虐待する事実があるのだ。

日本から見れば恵まれた、動物を囲む文化が進んだ国であっても、人間は犬や猫を虐待し、悲惨な飼育環境を強いている人がいる。

以前、犬を外国から買おうとしていたとき、アメリカやイギリスからは犬を買うことが出来なかった。
今の日本では良心的なブリーダーさんはなかなか犬を譲ってくれないのだ。
日本も保護団体がももっと強力な活動ができる力が持てたらいいと思うし、法律でも規制していかなくてはならないとも思う。

しかし、環境がいくら整おうと、人間は弱い動物や、はたまた人間自身に対して虐待、虐めを行う。
腹立たしくも哀しい。



ASPCA「動物警察」_a0045636_0161871.jpg

           扇風機の風をお腹に受けて寝ているリュー

by pareana-club | 2006-06-23 23:06 | つれずれに

<< 晴れ間にお散歩 ヤッパリ、フード? >>