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言葉変換『もんじろう』用アイコン スーパー ナニー  

2006年 05月 15日

CS2のLaLaTVで面白い番組が始まった。「スパー ナニー」。

ナニーというのは、イギリスなどでは元来、乳母のことをいっていたと思う。
今では、欧米における幼児保育のスペシャリストを指すらしい。
ナニー自体は職種名で、資格がなくてもいいらしいが、イギリスには、ノーランドカレッジのような伝統あるナニー養成校があるのだそうだ。

前置きはそのくらいにして、
その番組は、カリスマナニー、ジョー・フロストという女性が、育児や躾に悩む家庭に乗り込み、2週間でその家庭を改善するというものなのだ。

まだ2回分を見たところなのだが、その悩める家庭というのが、すさまじい。
第一回目は2歳ほどの男の子だったか、食事はしない、気に入らないとテーブルの上の物も払う。
着替えない、お風呂に入れるのも大変、何かというととにかく泣きわめく。
三重苦でもないのに、ヘレンケラーの映画の中での少女時代と同じ様な状態。お互いの意志を通じることも出来ない。母親はくたびれ果てている。

第二回目は、やはり2歳程度の男の子と、その姉、4歳ぐらいだろうか。その二人が揃って、泣きわめき、散らかし、姉は弟に暴力をふるう。母親は寄り手に負えない姉に振り回され、褒めるべき弟を見ていない。

どの回も泣きわめく子供達に、親は振り回されるばかり。

スパーナニーは、最初二日、手を出さずその家庭を観察する。
何がいけないか、間違っているか。

食事を食べない子供を前にし、母親は食事を食べなければ、替わりにお菓子を出す。
泣きわめくことで、母親をコントロールすることができることを子供は経験的に知っている。

スパーナニーは、一週間住み込んで、家庭にはルールがあることを子供に、その親にも伝える。

その方法はけっしてスパルタでもなく、暴力的でもない。
決まった規則正しい日課をきちんとこなしていくだけなのだ。

その基本は一貫性を持つこと、
一人で寝る、電気を消すなど、子供が今までのやり方を通そうとしてぐずっても、それに負けず毅然とルールを守らせる。

ナニーは注意しても聞かなかったら、お仕置きコーナーに行かせる。
行かせるときは、しゃがんで、目を見て、きちんと理由を話す。
第一段階 口で注意
第二段階 お仕置き部屋(コーナー)をつくり、5分間そこにはいることによて、それが悪いことだったと伝える。
       声を低く、怒っていることが判るようにハッキリ理由を伝える。

しかし、褒めることを忘れてはいけない。何が正しいか教えるために、褒めることが重要である。
嘘をついた子供に罰を与えるのではなく、本当のことを言ったら、そのことを褒める。
お仕置き部屋を利用して、ルールを教えるからといって、決して厳しい躾ではない。
何が正しいか、何かするべきかを理解させるために、お仕置き部屋という冷静に考える場所、空間を作っているのだ。

一週間、スーパーナニーの指導を受けた後、次の一週間は家族だけで、ナニーの躾方を実践する。
しかし、ナニーがいた間は出来たことが、徐々に崩れていく。

まず警告し、お仕置き部屋に行くというルールを忘れ、直ぐにお仕置き部屋に連れて行くといったようにルールを忘れていく。なので子供は何をしなくてはいけないか、またはしてはいけないかを理解することが出来ない。

そのうち、お仕置き部屋を忘れ、罰を与えることも忘れ、子供に振り回される生活に戻る。
それなのに、悪いことをした時、子供が謝るチャンスを奪い、警告もせず、お仕置きをする。
といった子供にとって相反する行動をとる。

一週間後、スーパーナニーが戻り、ビデオにより留守中の確認をし、何が悪かったかを話し合い、より親に何をするべきかを理解してもらう。

本当に決して、暴力的な躾ではないし、大きな声を出すわけではない。
しかし、毅然と家庭で必要なルールを守らせる。

うまくそのナニーの様子を表現できないけど、これって犬の躾と同じじゃない?
その様子をみていると、犬に振り回される飼い主と子供に振り回される親は、同じだなと思う。

by pareana-club | 2006-05-15 23:16 | 犬とのつきあい | Comments(8)

Commented by Setsu at 2006-05-16 16:47 x
読みながら、私も「犬の躾に似てる」と思いました!
さしずめ、ナニーは犬の訓練士ってところね。

ナニーって今はやってるの?
映画もやるでしょ?
ぶっさいくなスーパーナニーのお話。
Commented by 小太郎の母 at 2006-05-16 21:10 x
 ああ、それは私が「問題犬カウンセリング」に行った時に言われたこととまさしく同じだよ…(あのカウンセラーはスーパーナニーだったのだ)。問題は犬ではなく、飼主にあった…今もそうだけど。
 一貫性、自分の生き方においてもない私が、躾のときだけ付け焼刃のように生まれるはずもない、ので未だにダイきちは混乱したままだ。
 「このオバチャン、訳分からんねんけど、キイっってなったら反省したふりしとこ」
 そういえば私の人生も混乱したままだったわ(いかんいかん)
Commented by ぢゃっく at 2006-05-16 22:11 x
うわあ、ほんまに犬のしつけと一緒や。

昔のおいらのぢゃっくとの接し方を注意されているような気すらしました。(昔っていうけど、決して今できてるわけではないのですが・・・)

ちょっとヒントを得た気がします。
Commented by ada at 2006-05-16 23:23 x
setsuさん
最初はね、ブログなと書きながら、BGMとしてつけていたTVで偶然見たのだけれど、知らず知らず、見入ってしまったわ。
番組そのものも、とても面白いし、あまりにも犬と飼い主の関係とも同じだから。

映画、あるある、予告で見ただけだけど、あのナニーほんとは凄い美人じゃない?
ちょっと、やり過ぎの特殊メイクっぽかった。
でも映画そのものは、見たいと思ってたけどね。
Commented by ada at 2006-05-16 23:29 x
小太郎の母さん
そうなんだよね。一貫性、よほど意識しないと、感情やめんどくさいってことで、崩れてしまう。
でもダイちゃん、飼い主を超えてるね。
飼い主に適当にあわせておこーうって思える犬の心は、落ち着いてるんじゃない?
Commented by ada at 2006-05-16 23:35 x
ぢゃっくさん
見てると感動もんなくらい、基本が同じなんです。
あの面白さを旨く伝えられないのが、残念。

何故母親が子供に振り回されているのか、
逆に何故父親が、感情的に躾と称して、子供を傷つけるような扱いをするのかを、客観的に見ることができます。
それが、自分の姿を客観的に見ることにつながりそうです。
Commented by ぢゃっく at 2006-05-17 15:36 x
おいらは子育ての経験はありませんが、ぢゃっくについて思うことは、

客観的に見るっていうことは大事だなあと思います。

他人から見ると、おいらとぢゃっくは本当に笑えるらしいです。

ていうことは、まだまだだなあ。。。

でも、その番組、本当に面白そうですね。日本でそういうのって、あんまり聞いたことないですね。たまに、NHKで、ドキュメンタリーがあるくらいで、そういうのかかってると、ついつい見てしまいます。
Commented by ada at 2006-05-18 09:25 x
ぢゃくんとのりさんをみて、笑えるというのは、ぢゃくんとのりさんの親密度や、関係の暖かさが見て取れるからじゃないですか。
良くないなあ、と思える犬と飼い主をみると、決して笑えませんよ。

まだまだなのは、私もお互い様ですけどね。
ドラマは余りみないけど、本物ぽっい、動物や子供のは、ついみてしまいます。
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