かばみー♪さんの 宝物、みつけた
2006年 02月 18日
やっと仕事の目処がついて、今日は早く帰ることができた。
今日はひと月に一度の母の通院日でもある。
もうそろそろ、帰ってきているはずなんだけど、
自転車を置き、足早にマンションのエントランスを通りすぎようとした時だ。
ふと、マンションのシンボルでもある時計台の下に、ぼんやり光るものある。
「なんだろう」
すこし気味が悪いが、なぜか無視することもできずに、近づいてみた。
小さな和菓子屋の紙袋だ。
何故、こんなところに・・・
のぞいてみると、一つだけぽつんと、苺大福が入っている。
本当なら、食べ物など拾っていくことなどできないはずなのに、
そのまま、捨てていくことが何故かできず、そっと拾い上げた。
ドアをあけると、母は既に帰ってきていた。
「ただいまー。休日出勤ばかりだから今日は
午前中で帰らせてもらったのよー。
あら?リュー、随分汚してっ!どうしたの?」
先週の日曜日、リューはシャンプーをしたばかりなのに、
胸から足にかけて、泥のような汚れがつている。
朝、弟に散歩に連れて行ってもらった時はそんなに汚れていなかったのに。
「あらあら、本当。ママ、リューは私が綺麗にするから
ママは、お茶を入れてくれない?
私も今、帰ってきたところで喉がカラカラなの。」と母がいうので、
お茶を入れることにした。
「そういえば、いま帰ってきたとき、そこにこんな物が落ちてたのよ。」
私はさっき拾った苺大福を母に見せた。
「それはね、リューから私へのプレゼントなの」
「えっ?」
「ねえ、リューちゃん」
母とリューは、私には聞こえない言葉で話し合っているのだろうか。
母は、幸せな顔をして、美味しそうに苺大福を食べていた。
----------------☆-------------
かばみー♪さんがブログ かばみー♪なんでも日記 でリューを主役に素敵なお話を書いてくださいました。
これはそのお話の、私の方から見たところをちょこっと、急いで書いた物です。
我が家の実際は、はかばみー♪さんが書いてくださったほどの家ではありませんが、
そうありたいと願っています。
ありがとう、かばみー♪さん
ぜひかばみー♪さんのリューのお話、宝物、みつけた をお読み下さい♪
第一話
第二話
第三話
最終話
今日はひと月に一度の母の通院日でもある。
もうそろそろ、帰ってきているはずなんだけど、
自転車を置き、足早にマンションのエントランスを通りすぎようとした時だ。
ふと、マンションのシンボルでもある時計台の下に、ぼんやり光るものある。
「なんだろう」
すこし気味が悪いが、なぜか無視することもできずに、近づいてみた。
小さな和菓子屋の紙袋だ。
何故、こんなところに・・・
のぞいてみると、一つだけぽつんと、苺大福が入っている。
本当なら、食べ物など拾っていくことなどできないはずなのに、
そのまま、捨てていくことが何故かできず、そっと拾い上げた。
ドアをあけると、母は既に帰ってきていた。
「ただいまー。休日出勤ばかりだから今日は
午前中で帰らせてもらったのよー。
あら?リュー、随分汚してっ!どうしたの?」
先週の日曜日、リューはシャンプーをしたばかりなのに、
胸から足にかけて、泥のような汚れがつている。
朝、弟に散歩に連れて行ってもらった時はそんなに汚れていなかったのに。
「あらあら、本当。ママ、リューは私が綺麗にするから
ママは、お茶を入れてくれない?
私も今、帰ってきたところで喉がカラカラなの。」と母がいうので、
お茶を入れることにした。
「そういえば、いま帰ってきたとき、そこにこんな物が落ちてたのよ。」
私はさっき拾った苺大福を母に見せた。
「それはね、リューから私へのプレゼントなの」
「えっ?」
「ねえ、リューちゃん」
母とリューは、私には聞こえない言葉で話し合っているのだろうか。
母は、幸せな顔をして、美味しそうに苺大福を食べていた。
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かばみー♪さんがブログ かばみー♪なんでも日記 でリューを主役に素敵なお話を書いてくださいました。
これはそのお話の、私の方から見たところをちょこっと、急いで書いた物です。
我が家の実際は、はかばみー♪さんが書いてくださったほどの家ではありませんが、
そうありたいと願っています。
ありがとう、かばみー♪さん
ぜひかばみー♪さんのリューのお話、宝物、みつけた をお読み下さい♪
第一話
第二話
第三話
最終話
by pareana-club | 2006-02-18 22:39 | 犬話